2023.07.25

手術室で患者様とのトラブル防止。医療機関で利用されいてる無線インカム。

医療の現場では、無線インカムを利用するシーンが拡大しています。

PHSではなく、無線インカムを用いるメリットとしては一斉同報が可能な点が挙げられます。一斉同報により、簡単な業務連絡や手が空ている人材の確保など連絡をスムーズに行うことができるようになりました。そんな医療現場で利用されている無線インカムですが昨今、手術室での利用に注目されているのです。


手術室で利用される無線インカム

前述した通り、普段の業務連絡や意思疎通の手段として利用する無線インカムはもちろん、手術中に利用する用途が注目されています。手術中に無線インカムを用いることで、執刀医が指示を出し医療チーム全体に情報を共有することができます。また執刀中の会話をできる限り、患者様に聞かれずに済むため患者様の安心やトラブルの防止に役立っています。離れた位置からインカムを用いて指示を出す用途にも利用されており想定される用途は様々。

無線インカムの導入メリット

その1. 医療チーム全員で迅速に情報共有ができる

マスク越しの会話であれば、全員に意思を明確に伝えることが難しい場面もあります。無線インカム用いることで、手術中であっても医療チーム全員に対して迅速に意思疎通を図ることが可能になります。これにより簡単なミスやストレスフリーで手術を実行することができます。

その2. 治療中の患者様に不安を与えない

全身麻酔以外で手術を受けたことがある方は、手術中の先生方の会話について不安を感じたことがあるかもしれません。先生方の会話や緊迫した空気感が声になり伝わってしまうと、患者様は不安になってしまいます。また場合によっては、医療トラブルをめぐる訴訟につながってしまう可能性もあります。無線インカムを用いることで、治療中の患者様に安心していただける手助けになります。

その3. 研修医の育成

遠隔で指示を出しながら複数人で情報をシェアすることで治療中のやり取りを研修医とシェアする方法もあります。手術中の空気感や現場の雰囲気を感じ取り人材育成にも利用されています。


今使われている手術室のトランシーバー

手術室で利用実績がある構成としては、アイコム株式会社が提供する無線LANトランシーバーのIP110H。USB Type-Cコネクタを使用した急速充電に対応しており、20時間以上の利用が可能な製品(送信1、受信1、待ち受け8の割合で繰り返し運用)です。録音・再生機能も搭載しており聞き直しも可能。周囲の音に負けない大音量 1000mWを実現しています。また、水場での使用も安心のIP67/IP54防塵・防水性能を搭載しており、過酷な医療現場でも安心してご利用いただくことが可能です。


実際に導入されいているパッケージ

 

ヘッドセットは、サードパーティ製の骨伝導タイプを利用しています。マスク越しの会話や耳への負担軽減を想定しております。また実際の現場状況をヒアリングさせていただいたうえで、最適なパッケージを提案させていただくことが可能ですのでご検討の際は一度ご相談いただきますようお願いいたします。


導入のご相談はパースジャパンへ

医療現場で用いられる無線インカム。

病棟での利用はもちろん、手術室での利用に注目されいています。手術中の会話によるトラブルや患者様の不安低減のために導入が進んでいる状況です。すでに現場に設置されているアクセスポイントの利用可否など、導入想定されている現場に応じて提案させていただきます。製品に関するご質問や導入ご検討は営業担当もしくはコチラからご相談いただきますようお願いいたします。

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