2023.06.13

空調制御に特化した省エネ節電システム 『AiーGlies』でデマンドピークカット。

デマンドピークカットによる省エネ節電システム。

電気料金の高騰により、昨年より経費を圧迫していませんか。今回ご紹介するのは、株式会社ドッドウエル ビー・エム・エスが提供する空調制御に特化した省エネ節電システム『Ai-Glies』です。消費電力の中で多くを占める 「空調設備」 をピンポイントで制御することで、効率的に電気料金を削減します。


デマンドピークカット制御による基本料金の削減

一般的なオフィスビルの電力の内訳としては、約50%を空調が占めています。『Ai-Glies』は、そんな消費電力の大部分を占める 「空調設備」 をピンポイントで制御することで、効率的に電気料金の削減をサポートするシステムです。さらに施工面において無線+ソーラー給電を採用し、施工費が抑えられ低価格で導入可能です。またIoTを駆使した細かい制御で快適さを保ちつつ自動的に空調を制御できるため、人の手もかからず効率的な運用が可能になりました。

電気料金の基準をつくるデマンド

医療機関や企業が入るテナントの契約電力は高圧契約がほとんど。高圧の契約電力は、たった30分間の最大デマンド(需要電力)で基本料金が決まっていることをご存じでしょうか。デマンドとは、30分間の平均電力のことを指し、高圧契約の中で契約電力500kW未満のお客様は、当月を含む過去1年間の最大デマンドが契約電力となります。したがって、最大デマンドが大きくなると契約電力も大きくなりますので最大デマンドの抑制が基本料金の低減にダイレクトに影響するのです。

今回ご紹介するデマンドコントロール(Ai-Glies)を導入すると、30分間の需要電力が設定デマンド値を超えそうな場合空調で使用予定であった電力を次の30分へ自動的にシフトします。設定温度や風量は変えず、ゆっくり冷やすことで不快指数の高まりを抑制します。


Ai-Gliesの電力削減の仕組み

デマンドコントロールシステム導入により、デマンド値を抑え基本料金を削減するAi-Glies。屋上等にある空調室外機にソーラーボックスを貼り付け、純正アダプタで室外機を制御します。電力の削減方法は2つ。1つ目が真夏や真冬のデマンドピーク値のカットにより基本料金を削減。さらに2つ目の節電制御により、30分間で約3分の送風運転を0~3回入れることによる使用量料金の削減します。一般的に停止ではなく約3分間の送風を交えると、室温を変化させづらいと言われています。

空調室外機に取り付けるソーラーボックスや、温湿度センサーモジュール、管理室に設置する制御装置はどれも無線で接続します。万が一、ソーラーボックスへの日照が足りない場合はAC100Vタイプも用意しております。空調機器の出力が短時間に集中しないよう電力量の自動制御を行います。さらに気候に合わせ1年中空調設備の出力調整を行うことで使用料金の削減が可能になりました。従来のシステムでは過半を占める配線工事費用もソーラー電源装置と無線ユニットを組み合わせることで、大幅コストダウンに成功しました。一般的なシステムと比べて短期間に導入費用を回収し、削減効果を実感していただくことが可能となります。


システム全体のイメージ

それぞれの機材を無線で接続することによって、配線工事や設置にかかる費用を大幅に削減。導入にかかるハードルを下げることに成功しました。


ソリューション対象となるお客様の条件

本ソリューションの対象となるお客様の条件となります。

1.自社ビル・建物(受電設備管理・電力契約を直接している)を所有のお客様
2.高圧受電契約をしているお客様
3.ビルマルチエアコン・パッケージエアコンを導入のお客様

※ガスヒートポンプエアコン、セントラル空調設備は対象外です。
※EHPエアコンでも三菱重工製は対象外になります。

また「受電契約:150KW以上」で効果の見込みがあがりますので是非ご参考にしてください。


電力削減サービスご提案の流れ


導入ご検討はパースジャパンへ

昨今の電気料金の高騰。

某施設でAi-Glies導入効果による2施設の使用電力比較を行いました。原油高による電気料金も値上げが続いている中、Ai-Gliesを導入した施設と未導入の施設では使用電力量の削減と電気料金の値上げ抑制を確認することができました。電気料金が高騰する中、経費削減には十分な効果を発揮しています。

何も対策をしないと昨年より大幅に経費がかさんでしまうことも考えられます。試算をご希望の際は、過去1年分の電気料金明細と空調設備の一覧(メーカー/型式/台数)を頂ければ試算させて頂くことが可能です。今回ご紹介したAi-Glies。サービスに興味がございましたら営業担当もしくはコチラからご相談いただきますようお願いいたします。

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