オゾン水での除菌。
昨今話題のオゾン水ですが、具体的なオゾン水の効能をご存じでしょうか。オゾン水は、オゾン(O3)が水に溶けている状態のことをいい酸化による除菌後、酸素と水へ戻るため安全性が高いことで認められています。現在オゾン水は、食肉加工の現場や、寝具の消臭除菌、赤ちゃんのおもちゃの除菌、ペットの食器や安全靴の除菌洗浄など幅広く利用されています。原料を水とするため、アルコール消毒で肌荒れを引き起こしてしまう方には、有効な除菌方法です。今回は、そんなオゾン水を簡単に生成できるオゾン水発生器をご紹介いたします。
目次
現在の感染症対策
感染症対策としては、換気やマスクをはじめとする様々な対応を行っています。エントランスに設置されているアルコールで、除菌を行うことにも慣れてきたのではないでしょうか。ただアルコールの除菌に関しては、肌質によって肌荒れを起こす方やノロウイルスには効果が薄いといった研究結果もあります。施設側の目線としては、アルコールや次亜塩素酸など、液薬を常備必要がございます。今回ご紹介するオゾン水発生器のオゾン水を用いて除菌することでこれらの悩みを解決することが可能です。
除菌方法の比較
各消毒方法を比較すると、保存こそきかないオゾン水ですが残留性もなく、ノロウイルスなどアルコールでは除菌しきれない菌に対しても効果を発揮します。つまり都度、オゾン水を手軽に生成することができれば水さえあれば除菌を行うことが可能になるのです。
オゾン水発生器エルくりんミニー
今回ご紹介するオゾン水発生器は、タムラテコが製造・販売するバッテリー式スプレータイプのオゾン水生成器「エルくりんミニー」です。500mlのペットボトルより少し大きい程度のサイズ感で、簡単に持ち運びが可能な製品になっています。このオゾン水は、新型コロナウイルスの不活性化にも効果があることが実証されています。
~新型コロナウイルス不活性化について~
低濃度オゾン水による新型コロナウイルス不活性化実験にて「エルくりんminnie」が生成した2mg/Lの低濃度オゾン水によって新型コロナウイルスが99.9%除染されることが実験によって明らかにされました。実験では精製水が使用されましたが、「エルくりんminnie」は水道水からも2.0mg/Lのオゾン水をすぐに作ることが可能です。アルコールなどの消毒薬剤の備蓄調達に混乱があった過去からも、水道水から安定して2.0mg/Lのオゾン水を生成できる当機において、備蓄調達の不安を無くし新型コロナウイルス感染リスクを低減させると実験結果から考察できます。
エルくりんミニーの製品特徴
エルくりんミニーは超小型のオゾン水生成ユニット。
一般的な、液薬を必要とする除菌スプレーとは異なり水道水であっても約1.2~2.5mg/Lのオゾン水を瞬時に生成します。またUSB充電式を採用、コードレスで持ち運びも可能です。一度充電してしまえば、連続100回以上の使用が可能な製品になっております。水タンクは、350mlの容量があります。
原料は水
精製水が最もオゾン濃度効率が高くなりますが、水道水もご利用いただくことが可能です。蛇口さえあれば、オゾン水を発生させることが可能です。
液薬の備蓄は一切不要
アルコールや次亜塩素酸のように液体の備蓄が不要で、いつでもご利用いただくことが可能です。
人体にも安全
原料を水としており、アルコールで肌荒れする方にも安心してご利用いただけます。乳幼児などデリケートなお肌にもご利用頂いております。
後処理不要
オゾン水は、酸素に分解されてすぐに水に戻る特徴がありますので、残留性はございません。
オゾン水発生器エルくりんミニーの製品特徴
製品名 | エルくりんミニー(TT-350) |
メーカー | タムラテコ |
生成可能濃度(最大) | 1.2〜2.5ppm |
吐出水量 | 10秒あたり15ml |
タンク容量 | 350ml |
設置・取付工事 | 不要 |
用途 | 家庭用・業務用兼用 |
外形寸法 | W78mm×H265mm×D100mm |
重量 | 320g(タンクが空のとき) |
入力電圧 | 付属のUSBケーブルを使用DC5V/1A |
電池 | DC7.4V 800mAh Li-ion |
使用水温 | 5〜35℃ |
オゾン水の利用が想定される現場
既に医療機関や浄水処理場、食品加工場の消毒利用されています。水道水の浄水場では、以前の塩素からオゾンに変わってきております。食品加工場は、野菜に付着した農薬除去や調理機材の消毒に使用されており、口に入るものであっても安心してご利用いただくことが可能です。
導入ご検討はパースジャパンへご相談ください
アルコールや次亜塩素酸などの備蓄が不要なオゾン水発生器。菌の分解後は、水に戻るため残留性もございません。アルコール除菌で、肌荒れや液薬の調達など何らかの手間を感じている方はぜひご検討下さい。導入をご検討や製品に関するご質問は、営業担当もしくはコチラからご連絡頂きますようお願い致します。