2023.07.19

医療機関への実績1万件以上。病院に特化した音声を文字にする音声認識ソフトAmiVoice。

電子カルテへの文字入力。

医療機関では、電子カルテへの入力をはじめとするキーボードを使った文字入力の場面が多々あります。今回は、発した声をそのまま文字にするツールをご紹介いたします。音声をそのまま文字にすると聞くと、誤字脱字など正確性が気になるところです。さらに医療機関での利用となると、専門用語が含まれており、誤字が多発しそうなイメージですよね。

今回ご紹介する製品は、株式会社アドバンスト・メディアから発売されたAmiVoice(アミボイス)という製品です。アドバンストメディアとは、7年連続音声認識市場1位の実績を誇る企業になります。それでは、音声認識ソフトAmiVoiceをご紹介していきます。※出典:ITR「ITR Market View : AI市場2021」音声認識市場ベンダー別売上金額シェア(2015~2021年度予測)

音声認識ソフトAmiVoice(アミボイス)とは

AmiVoiceとは、AIによる音声認識により業務を効率化するソフトウェアです。利用を想定した場面としては、会議の議事録作成や電子カルテへの入力を想定しています。議事録を音声入力することで議事録作成作業スムーズに行ったり、電子カルテへの入力を音声にすることで業務効率化を図ることが可能になります。AmiVoiceは単なる音声変換ソフトではなく、業界毎の用語を学習した製品がラインナップされていて音声認識の精度が高いという特徴を持っています。動画を見ていただくとわかるように、改行など直感的な操作で入力を進めることが可能です。

AmiVoiceの電子カルテを想定した音声入力動画

キーボードを利用した場合のスピード比較

実際メーカーの実証実験によると、キーボード入力初心者の場合は、時間を70%以上削減することに成功しました。またタイピングに慣れている方の場合であっても、30%以上の時間削減を実証しています。

※キーボード入力卓越者の場合においても、34.1%の入力における削減効果を実証。
※音声入力は、ご認識部分の確認、修正作業時間も含みます。
※音声認識率は、平均97.3%。
※実験対象レポート数10件(単語数689語)。


電子カルテへのキーボード入力に時間がかかる

電子カルテへのタイピングによる文字入力。

タイピングに関しては、得手不得手があります。ブラインドタッチで、素早くタイピングされる方もいれば目視で確実にタイピングされる方など様々。今回ご紹介するAmiVoiceを使えば、音声をそのまま文字にすることが可能です。音声を文字にすると聞くと、iPhoneのSiriやGoogleアシストの音声認識を想像されるかもしれません。専門性の高い医療機関では、ワードによって誤字や聞き取り間違いが多く逆に手間がかかってしまうような気もします。後述していきますが、今回ご紹介するAmiVoiceは、医療機関の中でも特に専門分野を分けた登録単語を収録しており難しい単語も認識することが可能です。


音声をそのまま文字にするAmiVoice

今回ご紹介するのは、医療機関での利用を想定したAmiVoice Ex7シリーズ。マイクで話すだけで文章が作成できるソフトウェアです。医療の現場で必要とされる電子カルテへの入力や、服薬指導や読影レポートの作成から診療情報提供書の準備まで、PCで行う様々な文章入力の負担を軽減します。

使い方もいたってシンプル。納品されたパッケージのメディアを読み込んで設定完了後、付属のマイクを使って音声を入力するだけ利用いただくことが可能です。

指向性が広く、持つ角度によらず音声を明瞭に捉えて高精度な音声認識を行えるハンドマイクです。エチルアルコール・次亜塩素酸ナトリウム(1.2%)による消毒も可能で、医療現場での利用に適しています(画像:AmiVoice Ex7 Rad以外に付属するマイクとなります)。


音声認識ソフトAmiVoice Ex7の機能紹介

不特定話者に即時対応(声の事前登録不要)

予め話者のデータを登録する必要は一切ございません。不特定のユーザーの音声を認識するので購入してすぐに使用できます。イントネーションなど、人それぞれの話し方にも瞬時に対応します。

医療分野における専門性の高い各種専門用語を搭載

業界ごとに特化した専門用語を収録。医療に関する専門用語集の他にも金融・自治体・製造・建設など、幅広い業種の専門用語に対応する音声認識エンジンを取り揃えています。企業ごとや業務ごとの個別カスタマイズを行う事も可能です。

声色や特徴を学習機能

ユーザーの音声の特徴を自動学習してディープラーニングにより、音声認識の精度が向上します。漢字変換等の候補を選択した内容を学習するので2回目以降の変換効率が向上します。この2つの学習効果により使い続ける程、正確に入力できるようになります。

固有名詞などの単語登録

利用中には、人名や病院名等特定の固有名詞が多用されます。音声入力できない場合でも単語登録する事によって解決することが可能です。

表現カスタマイズ

数値の表現や日付の表現、句読点の自動挿入等を自分好みにカスタマイズや変更することが可能です。

テンプレート登録

定型文や雛形文書をテンプレートとして登録できます。長文や複雑な表現もキーワードで呼び出せるので、登録した中から目的のテンプレートを探す手間が省けます。決まり文句など事前に登録することで、円滑な業務をサポートします。


医療カテゴリーごとに専門用語を収録

前述したように、AmiVoiceは金融・自治体・製造・建設など各分野に専門性の高い各種専門用語を搭載して音声認識率を向上させています。今回は、専門用語を収録しているAmiVoiceの中でも医療向けを想定した製品ラインナップをご紹介いたします。

医療といっても分野によって専門用語は様々。ご利用環境を想定した製品をご提案することが可能です。医療分野に特化したラインナップとしては、下記10製品をご用意しております。

製品名分野用途
AmiVoice Ex7 Clinic電子カルテ電子カルテ、看護記録、サマリー用
AmiVoice Ex7 Rad放射線科読影レポート用
AmiVoice Ex7 Pharmacy調剤服薬指導入力用
AmiVoice Ex7 Orthopaedic整形外科カルテ整形外科向け電子カルテ用
AmiVoice Ex7 Opht眼科カルテ眼科向け電子カルテ用
AmiVoice Ex7 Path病理病理レポート用
AmiVoice Ex7 Rehabリハビリテーション経過記録書用
AmiVoice Ex7 MentalCare精神科記録用
AmiVoice Ex7 Dental歯科歯科向け記録用
AmiVoice Ex7 Care介護介護事業従事者用

安心の医療機関への導入事例

AmiVoiceの用途やラインナップを把握したところで、導入事例についてご紹介します。医療機関への今までの導入数は、累計14,000施設以上の実績を誇っています。機能だけでなく、実績も十分のAmiVoice。メーカーの実績事例をご覧いただくことも可能です。

導入をご検討の方は、事前に検証ラインセンスを付与させて頂き検証を行っていただくことも可能です。弊社営業担当もしくは、コチラからご依頼頂きますようお願い致します。


導入ご検討はパースジャパンへ

今回ご紹介させて頂いたAmiVoice(アミボイス)。

医療機関という括りだけでなく、医療の中の各部門によってさらに細分化されたワードを収録しており誤字を未然に防ぎます。日々のタイピングによる負担を少しでも軽減するためのツールとしてAmiVoiceを効率よく利用することをお勧めいたします。製品にご興味がございましたら営業担当もしくは、コチラからご依頼頂きますようお願い致します。

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